- 01/25 [PR]
- 12/02 昨日の夕飯(12/1):山菜の炊き込みご飯他
- 12/01 昨日の夕飯(11/30):野菜と鶏団子の炊き合わせ他
- 11/30 今はもうない近所の喫茶店の話
- 11/29 昨日の夕飯(11/28):豚汁他
- 11/28 昨日の夕飯(11/27):カレーうどん他
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気付けば今年も最後の月ですよ…うわー、早い。
とはいえ、月明けは例によって先月からの持越し食材の消費からスタートです。先月は野菜の高騰で結構やりくりに苦慮することが多かったものの、月の終わりごろに葉っぱものが少し安くなったり、実家で大根を貰ったりしたので、意外とストックがあったりします。
で、月明け最初の夕飯はこんな感じ。炊き込みご飯は水煮の山菜に、切り干し大根、油揚げ、ちくわを入れて。うちは結構具沢山に作るのと、後で冷凍用におにぎりにした時にまとめやすくするため、使用する米は3~4割ほどもち米です。これだと、おこわほど粘っこくないし、おにぎりにしても崩れにくいので重宝なんです。
ご飯に味がついてるのでおかずはあまり邪魔しないものということで、なめたけ入りの厚焼き玉子と汁物を兼ねてミニサイズの湯豆腐にしました。
とはいえ、月明けは例によって先月からの持越し食材の消費からスタートです。先月は野菜の高騰で結構やりくりに苦慮することが多かったものの、月の終わりごろに葉っぱものが少し安くなったり、実家で大根を貰ったりしたので、意外とストックがあったりします。
で、月明け最初の夕飯はこんな感じ。炊き込みご飯は水煮の山菜に、切り干し大根、油揚げ、ちくわを入れて。うちは結構具沢山に作るのと、後で冷凍用におにぎりにした時にまとめやすくするため、使用する米は3~4割ほどもち米です。これだと、おこわほど粘っこくないし、おにぎりにしても崩れにくいので重宝なんです。
ご飯に味がついてるのでおかずはあまり邪魔しないものということで、なめたけ入りの厚焼き玉子と汁物を兼ねてミニサイズの湯豆腐にしました。
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先月いっぱいで、近所にある一軒の喫茶店が閉店しました。
私が生まれる前からそこにあったらしいその店は、母の話や古い店内の写真では一度改装しているようなのですが、私が知る限り初めて祖父に連れられて行った幼稚園の頃とレイアウトは全く同じで、テーブルも重いガラス板でその下のくりぬかれた台にに飾り物があったり、何か挟んであったりと、変わっているものはポスターや額装、インテリアの一部くらいで、高校生以降は入ることがほぼなくて、今住んでいる場所に引っ越す前に何度か入る機会があったくらい。
そんな店でしたが、今周辺で進んでいる区画整理の関係で次々と建物が取り壊され、新しい街並みの整備が進む中で唯一残っていた場所でしたが、遂に取り壊しが決まりました。かつてその店の周辺にあった店の一部は新しく作られたアーケードへ移転して、再営業を始めている店もあるのですが、その店は移転せずこのまま店をたたむとのことで、その前にもう一度店に行って、思い出のメニューを食べたいと思い、足を運んだのは閉店最終日の一日前でした。
それがこのホットケーキです。今でこそパンケーキブームで、ホットケーキもいろんなバージョンがありますが、この店では私の子供の頃からずっとあったメニューで、店内の厨房にはホットケーキ専用の鉄板があり、そこで注文を受けてから焼くというスタイルだったのですが、それが今もずっと続いていたのです。ただ子供の頃以来、食べる機会がまるでなく、おそらく30年以上ぶりでの再会がお別れの時となってしまいました。
子供の頃の記憶だと、もう少し薄い分直径が広かったような気がしたのですが、子供の頃の目線と今の目線では高さや大きさのとらえ方も違うので、昔のままかどうかは定かではないですが、バターとメープルシロップを添えられたシンプルなスタイルは、昔のままで懐かしく優しい味がしました。記憶ではシロップは専用のステンレスの容器に入っていたのですが、閉店を惜しむお客さんで連日満員状態だったようで、回収が追い付かなかったのでしょうか。シロップは個別の使い捨てタイプになってましたが、こればかりは仕方ないかと。
コーヒーの横にあるゆで卵もまた、この店特有のサービスでした。コーヒーを注文すると必ず茹で卵がついてきたんです。コーヒーが飲めなかった子供の頃は、祖父の分を貰ってよく食べてましたっけ。
←店内の一部
オーナーが代替わりするまで、食べ物のメニューはホットケーキ以外だとトーストとサンドウィッチだけという、典型的な純喫茶でした。代替わりしてから、パスタなどのメニューも増えてみたいですが、そっちは一度も食べる機会はなかったですね。
月が明けて、店の建物も昨日の時点でほぼ取り壊しが終わりつつありました。跡地は新しくできる駅の駅前広場的な場所になるということで、広くなって便利にはなるだろう反面、昭和の空気そのままだったあの場所が無くなってしまったことに、一抹の寂しさも覚えます(店は既にありませんし、家の近所ということであえて名前は伏せさせていただきました)。
私が生まれる前からそこにあったらしいその店は、母の話や古い店内の写真では一度改装しているようなのですが、私が知る限り初めて祖父に連れられて行った幼稚園の頃とレイアウトは全く同じで、テーブルも重いガラス板でその下のくりぬかれた台にに飾り物があったり、何か挟んであったりと、変わっているものはポスターや額装、インテリアの一部くらいで、高校生以降は入ることがほぼなくて、今住んでいる場所に引っ越す前に何度か入る機会があったくらい。
そんな店でしたが、今周辺で進んでいる区画整理の関係で次々と建物が取り壊され、新しい街並みの整備が進む中で唯一残っていた場所でしたが、遂に取り壊しが決まりました。かつてその店の周辺にあった店の一部は新しく作られたアーケードへ移転して、再営業を始めている店もあるのですが、その店は移転せずこのまま店をたたむとのことで、その前にもう一度店に行って、思い出のメニューを食べたいと思い、足を運んだのは閉店最終日の一日前でした。
それがこのホットケーキです。今でこそパンケーキブームで、ホットケーキもいろんなバージョンがありますが、この店では私の子供の頃からずっとあったメニューで、店内の厨房にはホットケーキ専用の鉄板があり、そこで注文を受けてから焼くというスタイルだったのですが、それが今もずっと続いていたのです。ただ子供の頃以来、食べる機会がまるでなく、おそらく30年以上ぶりでの再会がお別れの時となってしまいました。
子供の頃の記憶だと、もう少し薄い分直径が広かったような気がしたのですが、子供の頃の目線と今の目線では高さや大きさのとらえ方も違うので、昔のままかどうかは定かではないですが、バターとメープルシロップを添えられたシンプルなスタイルは、昔のままで懐かしく優しい味がしました。記憶ではシロップは専用のステンレスの容器に入っていたのですが、閉店を惜しむお客さんで連日満員状態だったようで、回収が追い付かなかったのでしょうか。シロップは個別の使い捨てタイプになってましたが、こればかりは仕方ないかと。
コーヒーの横にあるゆで卵もまた、この店特有のサービスでした。コーヒーを注文すると必ず茹で卵がついてきたんです。コーヒーが飲めなかった子供の頃は、祖父の分を貰ってよく食べてましたっけ。
←店内の一部
オーナーが代替わりするまで、食べ物のメニューはホットケーキ以外だとトーストとサンドウィッチだけという、典型的な純喫茶でした。代替わりしてから、パスタなどのメニューも増えてみたいですが、そっちは一度も食べる機会はなかったですね。
月が明けて、店の建物も昨日の時点でほぼ取り壊しが終わりつつありました。跡地は新しくできる駅の駅前広場的な場所になるということで、広くなって便利にはなるだろう反面、昭和の空気そのままだったあの場所が無くなってしまったことに、一抹の寂しさも覚えます(店は既にありませんし、家の近所ということであえて名前は伏せさせていただきました)。