＊【揚げずに】鶏ひき肉の和風ミンチカツ

そんなわけで、本日で無事ブログも一周年となりましたが、早速新しいレシピを…といっても、以前紹介した揚げないミンチカツのバリエーションになりますがw

ミンチカツ種を油揚げの中に詰めて焼くんですが、こうすると利点がいくつもあるんです。

まず、フライパンに油を引く必要がないこと(油揚げに含まれた油で焼けます)。
次に詰めて焼くことで肉汁などがあまり逃げず、鶏ひき肉でこの手のものを作るとなりがちなパサパサ感がほとんどないこと。そして、外側の油揚げは焼くことでサクサクになり揚げる必要がないということ。

ここではあっさり和風に仕上げる為、鶏ひき肉を使ってますが、合い挽き肉で洋風仕立てで作っても勿論合いますよ。


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＊＊鶏ひき肉の和風ミンチカツ＊＊

＜材料＞　1人分
油揚げ(長方形)　　　1枚
鶏ひき肉　　　　　　　 100ｇ
長ネギ　　　　　　　　　1/4本
溶き卵　　　　　　　　　1/2個
乾燥ヒジキ　　　　　　 大1
塩　　　　　　　　　　　　2つまみ
生姜のみじん切り　　大1弱
片栗粉　　　　　　　　　小3


1）油揚げは軽く熱湯で茹でて水気を切り、半分に切って一度裏返して袋状にする(裏返す前に麺棒などで押し伸ばすように数回転がすと、作業がしやすい)。

2）ボウルに鶏ひき肉、みじん切りにした長ネギ、あらかじめ戻してから粗みじん切りにしたヒジキ、生姜を入れて大きめのスプーンで軽く合わせ、そこに溶き卵と片栗粉を更に加えてそのままスプーンで粘り気が出るまで良く混ぜる。

3）1で裏返しておいた油揚げを半分だけ元に返し、2で作った種を詰める。角にも種が行き渡るようスプーンで押さえるようにし、詰められたら裏返った残りの部分も元に返して、上から1.5～2センチくらいまで種を詰める。
詰め終わったらまな板の上に寝かせ、麺棒などで軽く押さえるようにして詰めた種を均等にならし、2センチ厚くらいにする(この時、口からはみ出た種は削り取っておくこと)

4）中火で熱したフライパンに3を並べ、蓋をして焼く。2～3分ほど焼いて、油揚げに美味しそうな焼き色がついたのを確認し、裏返して再び蓋をして焼く。表面に楊枝などを刺してみて、濁った肉汁が出なければ出来上がり。熱いうちに更に盛り付け、生野菜などを添える。


淡白な鶏ひき肉を使ってますので、食べる際には醤油やポン酢(あれば、大根おろしを添えて)、又はそれらをベースにしたソース(たとえば、マヨネーズとか酢などと合わせたもの)などがお薦めです。また、和風だしベースのあんを作ってかけても美味しいですよ(その時はおろし生姜などを添えて)。

袋の口を開けたままにしておきたくない方は、種を詰めるのを口の上1センチ程度までにしてから、重なる部分には水溶き薄力粉を塗り、内側に折りたたんで下さい。最初の片面を焼いてから、接着した部分を下にして30秒～1分程度焼けば完全にくっつきます(後にすると小麦粉が乾いてくるのでくっつかない恐れがあります)。

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